8月9日に発生した太陽フレアを、NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)が極紫外線でとらえた。最大規模のXクラスで、地球に向 かって噴き出している。巨大フレアによって放出された荷電粒子が地球に到達すると、オーロラの天空ショーが楽しめる。だが一方で、GPSや通信用の信号に 障害が起きる恐れもある。
Image courtesy NASA/SDO/AIA
8月9日に発生した太陽フレアを、NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)が極紫外線でとらえた。最大規模のXクラスで、地球に向かって噴き出している。
巨大フレアによって放出された荷電粒子が地球に到達すると、オーロラの天空ショーが楽しめる。だが一方で、GPSや通信用の信号に障害が起きる恐れもある。
NASAは、各所で電波が利用できなくなる可能性について注意を呼びかけた。ただし、太陽フレアに伴って噴出する荷電粒子の塊「コロナ質量放出(CME)」の直撃は避けられる見通しで、衛星や送電網への被害は最小限で済みそうだ。
2011年8月12日金曜日
Xクラスの太陽フレア、SDOが撮影
2011年8月5日金曜日
2011年7月17日日曜日
7月15日 電離層の変化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000203-yom-sci.view-000 |
読売新聞 7月15日(金)9時54分配信
東日本大震災から約4か月。
「想定外」のマグニチュード(M)9・0だった超巨大地震には、直前予知に結びつくような前兆現象があったのだろうか。
今回の地震で注目されたのは、高度80キロより上空に広がる電離層の変化だ。大気中の原子が太陽などのエネルギーを受け、電子とイオンに分かれる領域で、ラジオなどの電波を反射する。
北海道大学の日置(へき)幸介教授(地球物理学)はGPS(全地球測位システム)衛星から届く電波を利用して、電離層の電子密度の変化を調べた。すると、震源域上空では地震の40分前から、密度が周囲より最大1割ほど高くなっていた。
M8・8のチリ地震(2010年)やM9・1のスマトラ島沖地震(04年)の時も同様の現象が起きていたことが分かったが、M8・0の北海道十勝沖地震(03年)では、わずかに多い程度だった。日置教授は「メカニズムは不明だが、巨大地震の直前予知には有望な手法だ」と期待する。
「電離層の異常は、地震の約5日前に起こっていた」と分析するのは、電気通信大学の早川正士名誉教授(地震電磁気学)。電離層に乱れが生じていたことが、上空の電波の伝わり方から分かった。地震直前の地殻内のひび割れなどが振動となって大気を伝わるためと考えられ、内陸部のM6以上の地震(震源の深さ40キロ以下)でも、発生の約1週間前に起こるという。
2011年5月22日日曜日
2011年4月26日火曜日
武田邦彦 (中部大学)
原発深層流003 危険な原発・登場の瞬間
武田邦彦 (中部大学)引用元http://takedanet.com/
私はかつて原子力エネルギーに夢を持っていました。
日本は資源が少ない国でしたが、技術は世界一ですから、何とかして技術力で日本人が豊かな生活ができるようにと思ったのです.
幸い、日本の原子炉(軽水炉)は水で中性子を減速するので、内部に自動停止装置を持っているようなものですから、「事故は起こらない」、つまり「原子炉は暴走しない」というタイプなのです.
原子炉ばかりではなく、耐震建築にしても、電気設備やコントロールにしても、日本の技術や運転は本当に世界一と言って良いと思います。
だから、原発のような危険なものは世界で日本ができなければ、どの国もできないはずだと考えていたのです.
私が書いたかつての文章の中に「原発は安全だ」というのがありますが、考えてみると「原発は安全だ」というのは正確ではなく、「安全な原発を作る事ができるので、安全に作れば安全だ」という事だったのです。
・・・・・・・・・
そんな私の夢が大きく崩れたのが平成18年でした。この年の9月、原子力安全委員会は次のような耐震設計の審査基準を出しました。
Photo
この指針は旧指針と呼ばれた昭和56年の指針を改定するのですから、全体としては優れたものだったのですが、一つ、大きな欠点がありました。
それは、それまで「原発は絶対に安全に作る」というのが基本だったのですが、どうも大きな地震が来ることもあって、「想定外」のことが起こる場合、それを「残余のリスク」という言葉で処理しようという事になりました。
「安全な原発を作る事ができるのに、不安全な原発を作れる言葉」を役人が発見したのです。
つまり、「残余のリスク」という聞き慣れない言葉の登場です。
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それまでの考え方=「絶対に安全」、というのもやや矛盾するところがあるのですが、かといって、電力会社が「災害の想定」を行って、それより大きな場合は、「仕方が無い」ということで「大量の放射性物質が漏れ」、その結果「付近住民が著しい被ばくをする(説明書にある)」というのは到底、納得できません。
・・・・・・・・・
このことが日本の親として知らなければならないのは、「福島原発以外の原発も、耐震や津波、台風、大雨・・すべて「想定外なら被ばく」という考え方」で作られているという事だからです。
こんな奇妙な指針ができたのは、推定ですが経産省が原発の安全性の責任を持ち、安全院なるものを作ったからと思います.
1)
原発は推進したい、
2)
でも事故が起こったときには責任はとりたくない、
3)
自分の任期の間には地震は起こらないだろう、
というのが役人の考えだからです.
かくして私は2年ほど前、幻冬舎から「偽善エネルギー」という本を出し、そこで、次のように書いています.
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福島原発の事故が起こってから、幻冬舎の編集者はこの文章を思い出して読み、背筋がゾッとしたそうです。
これは予言でも何でもないのです。「日本の原発は地震や津波で破壊されるようにできている.その時には電力会社のヘマを付近住民の被ばくという形で片付ける」という方針だからです.
福島原発は「方針どうりの結果」で、「想定外だから、大量の放射線がでて何が悪い」というのが保安院の態度に出ています.また、知事さんも市長さんもこのことはご存じです.
もし、電力会社の社長さん、知事さんが自ら「自分のところの原発は不安全だ」と宣言して、情報を出し、地元に説明をしたら、これからの日本は繁栄し、安全な社会になるでしょう。
その点で、今は正念場です.
(平成23年4月17日 午後2時 執筆)
動画ニュースの深層http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9a5a.html
2011年4月10日日曜日
2011年4月7日木曜日
広瀬隆 氏 ニュースの深層3:17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」
余震、5強以上「当面10%」 発生確率変わらず
2011/04/06 19:16 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040601000843.html
気象庁は6日、東日本大震災に伴う震度5強以上の余震が、3日以内に発生する確率を10%と発表した。前回の先月29日発表の数値と変わらない。9日から3日以内も10%で、いずれも大震災発生前の平常時の約50倍の高さという。
同庁地震予知情報課は「余震は減少傾向だが際立った変化ではなく、活発な状況に変わりはない。特別な変化がなければ、当面は10%程度という状態が続く」としている。
6日正午までに起きたマグニチュード(M)5以上の余震は394回(M7以上3回、M6以上66回)に達した。
余震は岩手県の三陸沖から千葉県・房総沖に広がる南北約500キロ、東西約200キロの範囲を中心に発生。さらに長野、静岡、秋田、茨城各県で大規模な地震が起きるなど、余震以外の地震活動も若干高まっているとして、警戒を呼び掛けている。
気象庁は、6~11日の6日間に、M5以上の余震が起きる回数は20回程度、多い場合は60回程度と予想。震源の場所などによって震度6弱~6強の恐れもあり、津波の可能性もあるという。
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2011年3月20日日曜日
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